2020年5月の良曲まとめ
これまでは週ごとに良かった曲をまとめていたけど今月は色々とまとめ記事を書いていてそちらが疎かになっていたので、一ヶ月分まとめて書く。
Toby Fox – Undertale Soundtrack (2015)
5月は例によって一生在宅していたので一度挫折したゲーム「Undertale」をプレイ。内容はもちろんのこと、ゲーム中で使用されているBGMもクオリティが高かった。ネタバレになりそうなのであまり細かい事は書けないけど、ハード・ドラムンベースな曲もあってヤバい。
V.A. – Vivere (2020, Scuderia)
Trippedも曲を出しているテクノレーベル「Scuderia」がフリーのコンピレーションアルバムをリリース。Slave to SocietyやD.Carboneなど、11組のアーティストが参加。かなりハードコアな内容だった。
D-Verze – The Internal (2020, Spoontech)
Rawstyleレーベル「Spoontech Records」から、D-Verzeが初のアルバムをリリース。VyralやInfiriumといったSpoontech所属のアーティストに加え、Upcoming Recordsなどで活動しているCryexとの合作も収録されている。シリアスで美しいメロディが特徴的。
Paramod & Haedes – Whistleblower (2020, Black/Plague)
パリのテクノレーベルBlack Plagueから4月にリリースされていたEPで、リミキサーにレーベルマネージャーでもあるAxel Picodotが参加している。破壊的なハードテクノ4曲。
Yosuke Hamada – REM (2020, Waypoint Sierra)
Engage Blue名義などでも知られるハードコア・テクノアーティスト、Yosuke Hamadaさんによるテクノレーベル「Waypoint Sierra」がNarcolepsy Recordsのサブレーベルとして設立。ミニマルでアンダーグラウンドなテクノ。ハードコア畑の日本人が作るテクノはもっと聴いてみたい。
The Relic – ARK I: Return Of The Exiled (2020, Dark. Descent.)
The Relicによるオールドスクール・ハードコア志向なEPが先月公開されていた。本人曰く「プロデューサーになる前はCenobite、K.N.O.R.、Ruffneck Recordsといった聴いて育ってきた。私の楽曲の中でハッキリとフィーチャーした事は一度も無いが、この90年代の象徴的なハードコアサウンドは私に大きな影響を与えた(Bandcampページより抜粋)」。エネルギッシュなフーバーサウンドとテラーシンセに歪んだガバキックが重なる。
Mind Dimension, Kruelty – Obliterate (2020, Spoontech)
TC Labs勢のKrueltyとMDによるRawstyle。5月は同じくTC LabsからリリースしているCryminal MayhemとElementが「DROPPIING BOMBS」をSpoontechから出したりとLabs勢の進出が目立った。元々TC Labsの曲ってSpoontechっぽいダークかつアンダーグラウンドな雰囲気があったけど、最近のリリースは以前に比べるとエモーショナルな傾向にあると思う。
ではまた次回