これさえ読めば大体わかるRawstyleアーティスト「Chris One」のおすすめトラック5選
日本では割とマイナーと思われるRawstyleアーティストの楽曲をおもむろに紹介していく。Sub Zero ProjectやRan-Dにハマり「Rawstyle おすすめ」とかで検索した人の100人に1人が間違ってこのページに辿り着けばいいなと思う。
今回はDeathmatch Musicの主宰でもある「Chris One」から5曲紹介する。
W4RR10R (with Delete) [2018]
2018年にWarfaceのレーベル、End of Lineからリリースされた曲。Rawstyleファンならみんな大好きDeleteとの合作。正直Deleteの印象の方がめちゃくちゃ強いけどやっぱり1番キャッチーだと思うので紹介せざるを得ない。
Mind of A Killer [2018]
2018年に「Deathmatch Music」からリリース。「Deathmatch Music」はChris Oneが2017年にスタートした個人レーベル。2019年には1曲しか発売されず、様々なアーティストが個人レーベルを立ち上げては消えていく前例を目にしてきた(ごく少数の)オタクを不安がらせたりもしたが、2020年現在も流行に流されない独自路線のRawstyleを公開し続けている超良質レーベルの1つ。Industrial Hardcore勢にもウケが良さそうな硬派なキック&スネアとシリアスなメロディー。気に入ったならレーベル名を冠した「Deathmatch」もおすすめ。
The Cycle [2015]
Chris OneがDeathmatch Musicを設立する前まで所属していたレーベル、「The Magic Show」で公開された曲。The Magic ShowからはChris Oneの他にもClockartzやThe Machineなどといった、現在でも活躍するアーティストだとか、今やすっかり見かけなくなって生きてるのかわからないような奴らが曲を出していて、少し昔のRawstyleが気になっているならチェックしておきたいレーベルの1つ。「The Cycle」は不気味なところもありつつダイナミックで、少し前のRawstyleらしい力強さを感じる。
Advocating Violence [2014]
2010〜2015年の間活動していたHardstyleレーベル「TiLLT!」で公開された曲。ダークかつかなり渋めなトラックで、今時のゴリゴリバキバキなRawstyleが好きな人にはあまりピンとこないかもしれないけど、彼の個性が炸裂していて特にオススメしていきたい曲の1つ。
Coming After You [2010]
Chris One初期のトラック。まだ設立してから2年かそこらのTheracordsからリリースされた。この頃のTheracordsのリリース郡はまあまあ混沌としていて、テクノっぽい曲も多数出ていたりしたものの、この頃のChris Oneは当時の王道Hardstyle路線をわりとガッツリ攻めていてこれはこれで面白い。
以上5曲。とりあえず最近の曲を聴きていきたい場合は、「Deathmatch Music」のリリースを追うと良い。YoutubeチャンネルやSoundcloudアカウントは一応あるけど、マメに更新するタイプではなさそうなのでSpotifyなどでチェックするのが吉。
ではまた次回