ここ2,3か月のリリースをざっくりと振り返る
Rawstyle
Infirium – The Next Explosion (2021, Spoontech)
Spoontechの10周年盤「Decade of Spoontech」に収録。Infiriumならではの壮大なRawstyle。同アルバムに収録されていたD-VerzeのBraindumpも良くて、ベテラン勢の気概みたいなものを勝手に感じてしみじみ
Blocka – Body Snatchin’ (2020, Static Gravity Records)
2020年末にこんなRawstyleを若手がリリースされるなんてと正気を疑う内容、しっかり応援していきたい
Sledgehammers – Paskaks Vaan (2021, Self Release)
Digital Mindz、Riiho、TarecによるユニットSledgehammersがアルバム「The Unfinished Album」をフリーで公開。なぜかレーベルを通さずfacebookでひっそりと公開していたので、気づいていない人が多いかもしれない。Digital MindzやRiihoらしいパワフルなキックやユーフォリックなメロディが楽しめる
Kruelty – HORRORCORE (Patient Zero Remix) (2021, TC Labs)
Krueltyにくっついて現れる謎の新人 Patient Zeroの曲が面白い。Technoに腹まで浸かったギリギリRawstyleという感じがある。Krueltyと共同制作したMixtapeも、RawstyleというよりはTechnoやIndustrial Hardcoreメインの選曲だった
Deezl – I Don’t Care (2021, Gearbox)
面白キック枠も載せておかないと(義務感)。最近特に尖ってるなーと感じたのはこのあたり。
Techno / Hardcore周辺
Celsius – Y5 (2021, PRSPCT)
古参ハードコアプロデューサー、CelsiusによるEPがPRSPCTから登場。XTRM、RVLTなど多くのサブレーベルを抱えていたPRSPCTだったけど、今年からジャンルに関係なくすべての曲をPRSPCT名義でリリースする事に。その1発目に相応しいダークなハードテクノ
Furfriend – Fist Fuck (Perc Remix) (2021, Perc Trax)
Perc Traxの曲をまとめたリミックスEP「Remixes」が2月に公開。パンチの効いたIndustrial Techno。Ghost In The Machine – Zero (Scalameriya Remix)もやかましくて大変良い
Lorenzo Papini – 150 Bullets In Your Face. (2020, Stroberload)
ロンドンのレーベル「Stroberload」からリリース。何かのmixで見つけたテクノ。疾走感がある
The Relic – Predator EP (2011, Dark.Descent.)
最近は暗いハードコア聴いてまったりしたくなったらこれ
V.A. – Rōnin 十 (2021, Dark.Descent.)
Dark.Descent.からたびたびリリースされているコンピレーションシリーズ「Rōnin」の10作目に、なんと日本で活動しているトラックメイカーRemain Silentさんが参加。しかもめちゃくちゃ格好いい。3曲目Underfined Movement – Templars’ Godも闇でおすすめ
そのほか
Zombie Cats, Sinister Souls – X-Step (2021, PRSPCT)
Hard Drum & Bass界隈がざわついていたリリース。文句なくかっこよい
ではまた